医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

話題の焦点

「老衰の発病はいつから」

2012年7月15日号

 26才8ヵ月という世界一長生きのギネス認定老犬が、昨年師走に天国へ旅立った(栃木)。人間なら125才超の老衰死ということだ。 ペットもヒトも、日本は世界をリードする長寿国、当然ながら老衰死が増えている。死亡診断書には発病からの期間を記入する欄があり、医師はここで皆とまどっている。 老衰発病時期に対する記入上の取り決めが特にないことから、記入内容がマチマチに。無記載で提出すると、行政からは「『不詳』ということに」と指導されたり、老衰は生まれながらのものだからと「生存期間」を丸々記載したりしている。 また、急変した「30分前」を採用してみたり、中には、人生の超元気期間20年を差し引いた年数を記入するといった笑い話的処理も。 最近は、相当な高齢者でも生命保険加入可というケースもあり、保険金請求やら相続やらで係争事例が増加中とか。荒唐無稽的な話で、もは...  26才8ヵ月という世界一長生きのギネス認定老犬が、昨年師走に天国へ旅立った(栃木)。人間なら125才超の老衰死ということだ。 ペットもヒトも、日本は世界をリードする長寿国、当然ながら老衰死が増えている。死亡診断書には発病からの期間を記入する欄があり、医師はここで皆とまどっている。 老衰発病時期に対する記入上の取り決めが特にないことから、記入内容がマチマチに。無記載で提出すると、行政からは「『不詳』ということに」と指導されたり、老衰は生まれながらのものだからと「生存期間」を丸々記載したりしている。 また、急変した「30分前」を採用してみたり、中には、人生の超元気期間20年を差し引いた年数を記入するといった笑い話的処理も。 最近は、相当な高齢者でも生命保険加入可というケースもあり、保険金請求やら相続やらで係争事例が増加中とか。荒唐無稽的な話で、もはや簡

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence