医薬経済気象台
外需不安も内需がカバー
2012年7月15日号
日銀が7月2日に発表した6月調査の日銀短観は企業の景況感が緩やかに回復していることを示した。景気への影響力が大きい大企業2332社の業況判断指数は製造業がマイナス1で、3月調査のマイナス4から3ポイントの改善となった。また、非製造業もプラス8と同じく3ポイントの改善でプラス幅が拡大した。全産業でも3ポイントの改善でプラス3となった。注目されるのは3月調査時点では3ヵ月先の業況判断予想である先行き予想が、製造業は1ポイントの改善、非製造業は横ばい、全産業で1ポイントの改善と小幅の改善を見込んでいたに過ぎない。これを上回る改善になったのは、最近3ヵ月の推移が3月に予想した状況を上回ったことを示している。
製造業の6月時点の業況判断が改善したとはいいながらマイナスが続いているのは、依然として海外景気や円高の行方に不透明感があるためだ。それでも改善したのは3月以降...
日銀が7月2日に発表した6月調査の日銀短観は企業の景況感が緩やかに回復していることを示した。景気への影響力が大きい大企業2332社の業況判断指数は製造業がマイナス1で、3月調査のマイナス4から3ポイントの改善となった。また、非製造業もプラス8と同じく3ポイントの改善でプラス幅が拡大した。全産業でも3ポイントの改善でプラス3となった。注目されるのは3月調査時点では3ヵ月先の業況判断予想である先行き予想が、製造業は1ポイントの改善、非製造業は横ばい、全産業で1ポイントの改善と小幅の改善を見込んでいたに過ぎない。これを上回る改善になったのは、最近3ヵ月の推移が3月に予想した状況を上回ったことを示している。
製造業の6月時点の業況判断が改善したとはいいながらマイナスが続いているのは、依然として海外景気や円高の行方に不透明感があるためだ。それでも改善したのは3月以降の
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