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「抗PD—1抗体」に超大型化の可能性

第23回

バークレイズ・キャピタル証券株式調査部 関篤史

2012年7月1日号

 抗PD—1抗体は旧メダレックスによる2つ目のブロックバスターとなる可能性がある。当社はシカゴで開催されたASCO(米国臨床腫瘍学会)に出席。10年にブリストルマイヤーズスクイブは「エルボイ」(一般名イピリムマブ)でニュースフローを埋め尽くしたが、今年は「BMS936558」(抗PD—1抗体)でスポットライトを浴びた。同剤は3つの難治性転移がんで素晴らしい奏効率を示した。非小細胞性肺がんで18%、メラノーマで28%、腎細胞性がんで27%となった。これらの奏効率は標準療法よりも2〜3倍強い。ブロックバスター候補を2つ有し、09年のBMSによるメダレックス買収は過去10年の医薬品業界で最高の買収のひとつと言えるだろう。 エルボイよりも速く、安全な抗PD—1:先行薬剤のエルボイと同様、抗PD—1抗体は独自の奏効パターンを示す。初期に1次病斑の拡大や増加といった「腫瘍の...  抗PD—1抗体は旧メダレックスによる2つ目のブロックバスターとなる可能性がある。当社はシカゴで開催されたASCO(米国臨床腫瘍学会)に出席。10年にブリストルマイヤーズスクイブは「エルボイ」(一般名イピリムマブ)でニュースフローを埋め尽くしたが、今年は「BMS936558」(抗PD—1抗体)でスポットライトを浴びた。同剤は3つの難治性転移がんで素晴らしい奏効率を示した。非小細胞性肺がんで18%、メラノーマで28%、腎細胞性がんで27%となった。これらの奏効率は標準療法よりも2〜3倍強い。ブロックバスター候補を2つ有し、09年のBMSによるメダレックス買収は過去10年の医薬品業界で最高の買収のひとつと言えるだろう。 エルボイよりも速く、安全な抗PD—1:先行薬剤のエルボイと同様、抗PD—1抗体は独自の奏効パターンを示す。初期に1次病斑の拡大や増加といった「腫瘍の拡大

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