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審査建言

ワクチンの国際開発競争に遅れないために

医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団理事長 土井脩

2012年6月15日号

 90年代のインフルエンザワクチン市場の激減を受けて、国内製薬大手はワクチン開発から距離を置いていた。だが、その後のワクチンラグ問題、インフルエンザワクチンの供給不足問題、それに伴う海外からのインフルエンザワクチンの輸入解禁などの動きを受けて、ようやく大手も日本独自のワクチン生産に向けて、ワクチン専業企業と合弁などで動き出した。  90年代のインフルエンザワクチン市場の激減を受けて、国内製薬大手はワクチン開発から距離を置いていた。だが、その後のワクチンラグ問題、インフルエンザワクチンの供給不足問題、それに伴う海外からのインフルエンザワクチンの輸入解禁などの動きを受けて、ようやく大手も日本独自のワクチン生産に向けて、ワクチン専業企業と合弁などで動き出した。

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