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MR活動実態調査レポート

一般名処方による長期収載品への影響

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析79

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2012年6月15日号

 今回の診療報酬改定で導入された一般名処方に対する2点のインセンティブ。エスマックスでは、いち早く処方箋記載状況について2000人の医師に対して調査を実施した。一般名処方の動向だけでなく、変更不可の割合など、処方箋記載状況の詳細分析を実施している。さらに処方患者数などとのクロス分析も行い、長期収載品への影響を把握することを目的としている。レポート完成は6月中旬になる。 速報版ではあるが、主な長期収載品13品目の動向調査の結果を紹介する(下の図)。医師は処方する長期収載品に対して、どのように院外処方箋を発行しているかを見たものである。「4月から一般名」、「以前から一般名」、「銘柄で変更不可なし」、「変更不可」の4つのカテゴリーから選択していただいた。 さて、「4月から一般名」を開始した割合は圧倒的に診療所が高く、病院は10%程度だった。診療所の一般名処...  今回の診療報酬改定で導入された一般名処方に対する2点のインセンティブ。エスマックスでは、いち早く処方箋記載状況について2000人の医師に対して調査を実施した。一般名処方の動向だけでなく、変更不可の割合など、処方箋記載状況の詳細分析を実施している。さらに処方患者数などとのクロス分析も行い、長期収載品への影響を把握することを目的としている。レポート完成は6月中旬になる。 速報版ではあるが、主な長期収載品13品目の動向調査の結果を紹介する(下の図)。医師は処方する長期収載品に対して、どのように院外処方箋を発行しているかを見たものである。「4月から一般名」、「以前から一般名」、「銘柄で変更不可なし」、「変更不可」の4つのカテゴリーから選択していただいた。 さて、「4月から一般名」を開始した割合は圧倒的に診療所が高く、病院は10%程度だった。診療所の一般名処方

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