メリット享受するユタカファーマシー

正念場を迎えた「ＳＣＭ」構築

メリット享受するユタカファーマシー

第7回

2012年6月1日号

　今年度は「流通ＢＭＳ（流通ビジネスメッセージ標準）元年」と言われている。経済産業省の外郭団体、流通システム開発センターに設けられた流通ＢＭＳ推進協議会の調査によると、小売業の約3割が「導入済み」「導入予定」と回答。「時期は未定だが導入したい」まで含めると約7割に達する。　事実、経産省の音頭取りで発足した製・配・販連携協議会の「流通ＢＭＳ導入宣言」に基づき、イオンやセブン＆アイホールディングスなど、大手流通業が取引先に対して次世代ＥＤＩ（企業間電子データ交換）への切り替えを要請し始めた。ＳＭ（食品スーパー）業界でも、日本スーパーマーケット協会やオール日本スーパーマーケット協会など、流通4団体が開発した「スーパーマーケットクラウドＥＤＩサービス」（スマクラ）の説明会を開催。初期投資が少なく、システムの維持・管理が簡便なことから、一気にスマク... 　今年度は「流通ＢＭＳ（流通ビジネスメッセージ標準）元年」と言われている。経済産業省の外郭団体、流通システム開発センターに設けられた流通ＢＭＳ推進協議会の調査によると、小売業の約3割が「導入済み」「導入予定」と回答。「時期は未定だが導入したい」まで含めると約7割に達する。　事実、経産省の音頭取りで発足した製・配・販連携協議会の「流通ＢＭＳ導入宣言」に基づき、イオンやセブン＆アイホールディングスなど、大手流通業が取引先に対して次世代ＥＤＩ（企業間電子データ交換）への切り替えを要請し始めた。ＳＭ（食品スーパー）業界でも、日本スーパーマーケット協会やオール日本スーパーマーケット協会など、流通4団体が開発した「スーパーマーケットクラウドＥＤＩサービス」（スマクラ）の説明会を開催。初期投資が少なく、システムの維持・管理が簡便なことから、一気にスマクラ

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