医薬経済気象台
6月を無難に通り越せるか
2012年6月1日号
今年は例年より10日以上も早く、沖縄、奄美地方が梅雨入り、東北・北陸地方を除く全地域が5月末までに、東北・北陸地方も6月早々には梅雨入りする。6月一杯は鬱陶しい日々が続くことになる。天候だけなら空梅雨の期待もあるが、今年6月は成り行き次第で世界経済が豪雨に襲われかねない問題を抱えている。日本も他人事と済ませる問題ではない。しかも、日本は下手をすると機能しない政治が一段と混迷の度を増し、政治空白が景気に大きな重石となってくる危険性がある。6月を無難に通り越せるのかどうか注視しなければならない。
海外の問題は6月17日に実施されるギリシャの再選挙である。現在、世界の関心はここに集まっている。人口1100万人の小国の再選挙に世界の目が向けられているのは、結果次第では最悪の場合、ギリシャのユーロ離脱という事態に発展、これが世界金融不況の再現につながるリス...
今年は例年より10日以上も早く、沖縄、奄美地方が梅雨入り、東北・北陸地方を除く全地域が5月末までに、東北・北陸地方も6月早々には梅雨入りする。6月一杯は鬱陶しい日々が続くことになる。天候だけなら空梅雨の期待もあるが、今年6月は成り行き次第で世界経済が豪雨に襲われかねない問題を抱えている。日本も他人事と済ませる問題ではない。しかも、日本は下手をすると機能しない政治が一段と混迷の度を増し、政治空白が景気に大きな重石となってくる危険性がある。6月を無難に通り越せるのかどうか注視しなければならない。
海外の問題は6月17日に実施されるギリシャの再選挙である。現在、世界の関心はここに集まっている。人口1100万人の小国の再選挙に世界の目が向けられているのは、結果次第では最悪の場合、ギリシャのユーロ離脱という事態に発展、これが世界金融不況の再現につながるリスクが
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