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Holmes&Vaccine

そして調剤薬局はなくなった

第10回 〜薬価差と株式会社〜

コイツ・ドナン

2012年5月15日号

【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、日本の調剤薬局の将来像を占っている。問題は「薬価差」の存在だ。ホームズは、この薬価差に依存した経営が医薬分業への批判につながっていると指摘する。脱却するには、薬価制度を見直し、薬価に内包されている消費税を外税にすればいいと提案する。少なくとも消費税分の値引きは要求しにくくなるからだ。ただ、医薬品卸と製薬企業にもしわ寄せがくる可能性は高い。  私は、ホームズからもらった最後のスコーンを頬張った。ホームズの言う外税方式は賛成だ。しかし、「卸も便乗している」というのはどういうことか。ホームズは見透かしたように話し始めた。 「ワクチン博士、日本の医薬品卸の将来像を推理したことがあったね。そのとき、卸が調剤薬局事業に参入していることに触れた」  確かに、そういうことがあった。ホームズは紅茶を一口... 【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は、日本の調剤薬局の将来像を占っている。問題は「薬価差」の存在だ。ホームズは、この薬価差に依存した経営が医薬分業への批判につながっていると指摘する。脱却するには、薬価制度を見直し、薬価に内包されている消費税を外税にすればいいと提案する。少なくとも消費税分の値引きは要求しにくくなるからだ。ただ、医薬品卸と製薬企業にもしわ寄せがくる可能性は高い。  私は、ホームズからもらった最後のスコーンを頬張った。ホームズの言う外税方式は賛成だ。しかし、「卸も便乗している」というのはどういうことか。ホームズは見透かしたように話し始めた。 「ワクチン博士、日本の医薬品卸の将来像を推理したことがあったね。そのとき、卸が調剤薬局事業に参入していることに触れた」  確かに、そういうことがあった。ホームズは紅茶を一口含ん

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