流通ＢＭＳ普及「説明会」の本気度

正念場を迎えた「ＳＣＭ」構築

流通ＢＭＳ普及「説明会」の本気度

第3回

2012年4月1日号

　1月下旬、東京・港区のSCSK青山ビルで、第1回「流通BMS普及推進説明会」が開催された。主催者は、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会、日本ボランタリーチェーン協会の流通4団体だ。流通BMS普及推進説明会（名古屋会場）　説明会には関東地方のSM（食品スーパー）を中心に62社の小売業が参加し、200人余りの関係者が顔を揃えた。流通BMSの概要が説明され、流通4団体が推奨する「スーパーマーケットクラウドサービス」（スマクラ）という次世代EDI（企業間電子データ交換）の導入事例が報告された。　流通BMSとは、経済産業省の外郭団体に当たる流通システム開発センター（流開センター）が取りまとめた次世代EDIの通信手段で「流通ビジネスメッセージ標準」と呼ばれている。　もともと消費財流通の受発注は電話のアナログ回線を使ったE... 　1月下旬、東京・港区のSCSK青山ビルで、第1回「流通BMS普及推進説明会」が開催された。主催者は、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会、日本ボランタリーチェーン協会の流通4団体だ。流通BMS普及推進説明会（名古屋会場）　説明会には関東地方のSM（食品スーパー）を中心に62社の小売業が参加し、200人余りの関係者が顔を揃えた。流通BMSの概要が説明され、流通4団体が推奨する「スーパーマーケットクラウドサービス」（スマクラ）という次世代EDI（企業間電子データ交換）の導入事例が報告された。　流通BMSとは、経済産業省の外郭団体に当たる流通システム開発センター（流開センター）が取りまとめた次世代EDIの通信手段で「流通ビジネスメッセージ標準」と呼ばれている。　もともと消費財流通の受発注は電話のアナログ回線を使ったEOS

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