医薬経済オンライン

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高齢化で増えるてんかん患者

「長時間ビデオ脳波モニター」で正確な診断を

2012年3月1日号

長年、自分はてんかんを患っていると思って服薬を続けてきたが、改めて精密検査を受けたら、そうではないことがわかった──そんなケースもあるという。 世界保健機構(WHO)の定義によると、てんかんとは「大脳神経の過剰な反射によって反復性の発作を生じる慢性の脳疾患」である。 症状は、手や顔が痙攣したりする部分発作と、意識が飛んでしまう全般発作に大別され、発症する部位も、発作の持続時間が長い側頭葉てんかん、睡眠中に短い発作を起こす前頭葉てんかんといった違いがある。  正確な鑑別診断は、決して容易なものではない。  日本のてんかん患者数は推計で約100万人だ。人口比で1%の罹患率であり、決して稀な疾患ではない。  幼少期に発症する病気というイメージが強いてんかんだが、成人になってから患うこともある。そして、日本人の平均余命が伸びたことによる当然の帰結なのだろ... 長年、自分はてんかんを患っていると思って服薬を続けてきたが、改めて精密検査を受けたら、そうではないことがわかった──そんなケースもあるという。 世界保健機構(WHO)の定義によると、てんかんとは「大脳神経の過剰な反射によって反復性の発作を生じる慢性の脳疾患」である。 症状は、手や顔が痙攣したりする部分発作と、意識が飛んでしまう全般発作に大別され、発症する部位も、発作の持続時間が長い側頭葉てんかん、睡眠中に短い発作を起こす前頭葉てんかんといった違いがある。  正確な鑑別診断は、決して容易なものではない。  日本のてんかん患者数は推計で約100万人だ。人口比で1%の罹患率であり、決して稀な疾患ではない。  幼少期に発症する病気というイメージが強いてんかんだが、成人になってから患うこともある。そして、日本人の平均余命が伸びたことによる当然の帰結なのだろうか

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