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患者会

NPO法人 病気の子ども支援ネット遊びのボランティア

2012年3月1日号

病気でもあそびたい坂上和子代表 「今日はガラガラドンの日だ」病気と闘う子どもたちが心待ちにしている。高度医療を担う東京都新宿区の国立国際医療研究センターの小児科病棟では、毎週土曜日に笑い声が響く。保育士の坂上和子さんらが91年に始めた「遊びのボランティア」は、昨年20周年を迎えた。「病気になってもいっぱい遊びたい」。そんな気持ちに寄り添い、時間を共有することで、子どもたちに元気を与え、家族を癒してきた。地道な活動を続ける坂上さんに聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆——遊びのボランティアを始めるきっかけを教えてください。坂上 89年から新宿区の訪問保育士として今の国立国際医療研究センターに派遣されました。初めて小児科病棟に入ったときの驚きは今でも忘れられません。小さな子どもがベッドのうえで母親を求めて泣いていました。おもちゃもなく、遊びを奪われた子どもの... 病気でもあそびたい坂上和子代表 「今日はガラガラドンの日だ」病気と闘う子どもたちが心待ちにしている。高度医療を担う東京都新宿区の国立国際医療研究センターの小児科病棟では、毎週土曜日に笑い声が響く。保育士の坂上和子さんらが91年に始めた「遊びのボランティア」は、昨年20周年を迎えた。「病気になってもいっぱい遊びたい」。そんな気持ちに寄り添い、時間を共有することで、子どもたちに元気を与え、家族を癒してきた。地道な活動を続ける坂上さんに聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆——遊びのボランティアを始めるきっかけを教えてください。坂上 89年から新宿区の訪問保育士として今の国立国際医療研究センターに派遣されました。初めて小児科病棟に入ったときの驚きは今でも忘れられません。小さな子どもがベッドのうえで母親を求めて泣いていました。おもちゃもなく、遊びを奪われた子どもの「

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