バイオの両雄、不確定要素は親会社
中外と協和キリン、トップ交代後の不透明感
2012年2月15日号
1月31日の協和発酵キリン、そして2月1日の中外製薬と、日本のバイオ医薬品企業を代表する2社のトップ人事が、奇しくも続けて発表された。
旧協和発酵時代を含め、キリンファーマとの統合を経て、協和発酵キリンを9年間に渡って導いてきた松田譲社長が3月に退任する。後任は、数年前から昇格が既定路線と見られていた、花井陳雄取締役(専務執行役員開発本部長)である。
社長昇格は既定路線だった花井氏(左) 花井氏の社長襲名によって協和発酵キリンは、2代続けて、協和発酵の出身者がトップを務めることになる。
だが、これも同社の社内ベンチャーとして設立された米バイオワを、国産技術である抗体活性化技術「ポテリジェント」の積極導出によって、成功裡に軌道に乗せた花井氏の手腕、そして、「抗体技術連合」と称される合併新社の出自を考えれば、至極妥当な人選と言えよう。
1月31日の協和発酵キリン、そして2月1日の中外製薬と、日本のバイオ医薬品企業を代表する2社のトップ人事が、奇しくも続けて発表された。
旧協和発酵時代を含め、キリンファーマとの統合を経て、協和発酵キリンを9年間に渡って導いてきた松田譲社長が3月に退任する。後任は、数年前から昇格が既定路線と見られていた、花井陳雄取締役(専務執行役員開発本部長)である。
社長昇格は既定路線だった花井氏(左) 花井氏の社長襲名によって協和発酵キリンは、2代続けて、協和発酵の出身者がトップを務めることになる。
だが、これも同社の社内ベンチャーとして設立された米バイオワを、国産技術である抗体活性化技術「ポテリジェント」の積極導出によって、成功裡に軌道に乗せた花井氏の手腕、そして、「抗体技術連合」と称される合併新社の出自を考えれば、至極妥当な人選と言えよう。
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