医薬経済オンライン

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Holmes&Vaccine

そして調剤薬局はなくなった

第3回 〜ジェネリックに本腰なのか〜

コイツ・ドナン

2012年2月1日号

【あらすじ】医薬品探偵ホームズは、日本の調剤薬局チェーンの再編動向を占っている。調剤医療費は高齢化の進展と院外処方箋の伸びで、増加の一途を辿っている。日本では数少ない恵まれた市場だ。そして、日本の1人当たり薬剤師数は、諸外国に比べてかなり多い。伸びる調剤医療費と豊富な薬剤師。  では、調剤チェーンの薬剤師は患者が納得する調剤業務を行っているのか。ホームズは懐疑的だ。友人で医師のワクチン博士は中立の立場から、「薬剤師はジェネリックの使用促進をしているのではないか」とフォローを入れた。 「まぁ、これを見てほしい」  ホームズは憮然とした表情のまま、私に1枚の紙を差し出した。日本におけるジェネリックの使用率の推移だ(表1右・PDFはこちら)。私も何度か目を通したことがある。14%から22%へと緩慢な伸びを続けているが、特段驚くことはなかった。何を言いたい... 【あらすじ】医薬品探偵ホームズは、日本の調剤薬局チェーンの再編動向を占っている。調剤医療費は高齢化の進展と院外処方箋の伸びで、増加の一途を辿っている。日本では数少ない恵まれた市場だ。そして、日本の1人当たり薬剤師数は、諸外国に比べてかなり多い。伸びる調剤医療費と豊富な薬剤師。  では、調剤チェーンの薬剤師は患者が納得する調剤業務を行っているのか。ホームズは懐疑的だ。友人で医師のワクチン博士は中立の立場から、「薬剤師はジェネリックの使用促進をしているのではないか」とフォローを入れた。 「まぁ、これを見てほしい」  ホームズは憮然とした表情のまま、私に1枚の紙を差し出した。日本におけるジェネリックの使用率の推移だ(表1右・PDFはこちら)。私も何度か目を通したことがある。14%から22%へと緩慢な伸びを続けているが、特段驚くことはなかった。何を言いたいのだ

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