海外時報
大型買収と訣別、「外注志向」は続く
サンフランシスコ会議、年頭メッセージを読み解く
2012年2月1日号
米国のヘルスケア産業界の1年は、サンフランシスコで始まる。1月9〜12日に開催された第30回JPモルガン・グローバルヘルスケアカンファレンスには、400社近い多様な医療関連会社の幹部、アナリスト、メディア関係者ら9000人が集った。ここでは例年、大中小あらゆる会社が一堂に会し、日本で言うところの「賀詞交換」を超えて、M&Aとライセンス協定、研究提携を直接探る場さえ提供している。
大手はもとより、資金手当てに追われる新興バイオテック会社が投資家の支持を得るべく12年の展望を力強く語り、多くを望めそうにない会社は来年の回復を約束する。壇上からの発信に加えて、メディアは個別インタビューを伝え、今年がどんな年になるのか、全体のトーンが浮かび上がってくる。1年前は業界が成長機会を託す中国からの参加者が歓迎された。
製薬部門で印象的だったのは、新薬大手各社が大...
米国のヘルスケア産業界の1年は、サンフランシスコで始まる。1月9〜12日に開催された第30回JPモルガン・グローバルヘルスケアカンファレンスには、400社近い多様な医療関連会社の幹部、アナリスト、メディア関係者ら9000人が集った。ここでは例年、大中小あらゆる会社が一堂に会し、日本で言うところの「賀詞交換」を超えて、M&Aとライセンス協定、研究提携を直接探る場さえ提供している。
大手はもとより、資金手当てに追われる新興バイオテック会社が投資家の支持を得るべく12年の展望を力強く語り、多くを望めそうにない会社は来年の回復を約束する。壇上からの発信に加えて、メディアは個別インタビューを伝え、今年がどんな年になるのか、全体のトーンが浮かび上がってくる。1年前は業界が成長機会を託す中国からの参加者が歓迎された。
製薬部門で印象的だったのは、新薬大手各社が大型M
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録