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「被曝CT敬遠、MRI好調」

2012年1月15日号

 がん検診にいかに威力のあるCTとはいえ、大量の放射線被曝のデメリットが影響して、原発事故以来やや敬遠されているようである。 一方、MRIは元気一杯、放射線被曝がないから、という他力本願的理由だけではない。最近、一段と優れた技術向上が図られたからである。 つまり、これまでは脳神経領域を主体に用いられてきたMRIではあるが、改良により体幹部でも鮮明な画像が得られるようになり、しかも、それまでより4倍近くも撮影時間を短縮できた。 MRIの新方式は完全デジタル化された結果、信号強度比を大きく向上させ、検査機能が格段と高まった。 さらに、3次元処理をすると、PETに匹敵する、否、ときにはそれ以上優れた全身画像が作成できる。メンズドッグ(前立腺)、ウィメンズドッグ(乳腺、骨盤)など、がんの早期発見を主目的として、全国にどんどん拡がりをみせている。 ...  がん検診にいかに威力のあるCTとはいえ、大量の放射線被曝のデメリットが影響して、原発事故以来やや敬遠されているようである。 一方、MRIは元気一杯、放射線被曝がないから、という他力本願的理由だけではない。最近、一段と優れた技術向上が図られたからである。 つまり、これまでは脳神経領域を主体に用いられてきたMRIではあるが、改良により体幹部でも鮮明な画像が得られるようになり、しかも、それまでより4倍近くも撮影時間を短縮できた。 MRIの新方式は完全デジタル化された結果、信号強度比を大きく向上させ、検査機能が格段と高まった。 さらに、3次元処理をすると、PETに匹敵する、否、ときにはそれ以上優れた全身画像が作成できる。メンズドッグ(前立腺)、ウィメンズドッグ(乳腺、骨盤)など、がんの早期発見を主目的として、全国にどんどん拡がりをみせている。 (ヤ

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