医薬経済オンライン

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調剤ポイント騒動は「10年戦争」へ

ドラッグ側が抗戦の構え、マツキヨは共同訴訟を提案

2012年1月15日号

「反撃だ」と息巻くドラッグストア経営者もいれば「徹底抗戦」を叫ぶ経営者もいる。調剤に付与するポイントサービスを厚生労働省が省令を改正して禁止することに対するドラッグストアの反発である。ドラッグストアが併設する調剤にも適用したポイントサービスは、薬剤師会や病院前に開いている「門前薬局」の反対にもかかわらず、大手のドラッグストアが競って採用。徐々にだが、確実に門前薬局から処方箋を奪いつつある。そこに突然、降って沸いたのが4月から禁止するという省令改正だ。  そんな決定に驚いたのがドラッグストア側だ。昨年末に12年度の診療報酬改定が終わったことから反発を開始。「今まで厚労省は〝健康保険法が禁止する値引きに抵触しない〟と言っていたのに変節した」「菅直人内閣の閣議決定を厚労省は反故にした」と声高に叫び出し、今や行政訴訟を起こしてでも省令改正を撤回させ... 「反撃だ」と息巻くドラッグストア経営者もいれば「徹底抗戦」を叫ぶ経営者もいる。調剤に付与するポイントサービスを厚生労働省が省令を改正して禁止することに対するドラッグストアの反発である。ドラッグストアが併設する調剤にも適用したポイントサービスは、薬剤師会や病院前に開いている「門前薬局」の反対にもかかわらず、大手のドラッグストアが競って採用。徐々にだが、確実に門前薬局から処方箋を奪いつつある。そこに突然、降って沸いたのが4月から禁止するという省令改正だ。  そんな決定に驚いたのがドラッグストア側だ。昨年末に12年度の診療報酬改定が終わったことから反発を開始。「今まで厚労省は〝健康保険法が禁止する値引きに抵触しない〟と言っていたのに変節した」「菅直人内閣の閣議決定を厚労省は反故にした」と声高に叫び出し、今や行政訴訟を起こしてでも省令改正を撤回させる

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