「イノベーション推進室」が空中分解
室長も白旗、「日の丸印」の中村氏が退任
2012年1月1日号
こうなることを暗示していたのかもしれない。
昨年正月明けの1月7日。永田町合同庁舎に、多くの報道陣が詰め掛けた。当時、官房長官だった仙谷由人氏(現民主党政調会長代行)の肝煎りで設置された「内閣官房医療イノベーション推進室」の除幕式だ。
事務局入口に掲げる木製の表札は、白い布で覆われていた。両端に付いた紐を、表札を挟んで左右に分かれた列席者が手にしている。
事務局の合図とともに、紐を引く。だが、落ちたのは覆いではなく、紐と布との継ぎ目だった。白い布はぴったりと表札を隠したまま。気まずい空気が漂った。
こうなることを暗示していたのかもしれない。
昨年正月明けの1月7日。永田町合同庁舎に、多くの報道陣が詰め掛けた。当時、官房長官だった仙谷由人氏(現民主党政調会長代行)の肝煎りで設置された「内閣官房医療イノベーション推進室」の除幕式だ。
事務局入口に掲げる木製の表札は、白い布で覆われていた。両端に付いた紐を、表札を挟んで左右に分かれた列席者が手にしている。
事務局の合図とともに、紐を引く。だが、落ちたのは覆いではなく、紐と布との継ぎ目だった。白い布はぴったりと表札を隠したまま。気まずい空気が漂った。
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