医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

自粛でも「カネ」求める医系議員

急増する民主党への献金、凋落の自民族議員

2012年1月1日号

 民主党の国会議員で、医療分野を専門とする議員の政治資金が増加している。自民党政権時代には、ほとんど企業団体献金がなかった議員でも、100万円単位で献金が集まっている。  例えば、医師で財務副大臣を務めた桜井充参院議員が10年に「民主党宮城県参議院選挙区第1総支部」で集めた寄付金は、約2270万円にのぼる。自民党政権時代の08年に集めた約40万円の50倍以上で、主な団体だけでも、次のような組織から献金を受け取っている。  日本医師連盟   100万円 日本歯科医師連盟 200万円 日本薬剤師連盟  150万円 日本薬業政治連盟 150万円 仙台市医師連盟  300万円  いずれも桜井氏の得意分野と関連のある医療団体だ。10年は参院選挙があり、桜井氏は支部で集めた資金のうち1170万円を選挙関係費に充てた。選挙という特殊事情があったとはいえ、数千万円をすぐに集めることができたの...  民主党の国会議員で、医療分野を専門とする議員の政治資金が増加している。自民党政権時代には、ほとんど企業団体献金がなかった議員でも、100万円単位で献金が集まっている。  例えば、医師で財務副大臣を務めた桜井充参院議員が10年に「民主党宮城県参議院選挙区第1総支部」で集めた寄付金は、約2270万円にのぼる。自民党政権時代の08年に集めた約40万円の50倍以上で、主な団体だけでも、次のような組織から献金を受け取っている。  日本医師連盟   100万円 日本歯科医師連盟 200万円 日本薬剤師連盟  150万円 日本薬業政治連盟 150万円 仙台市医師連盟  300万円  いずれも桜井氏の得意分野と関連のある医療団体だ。10年は参院選挙があり、桜井氏は支部で集めた資金のうち1170万円を選挙関係費に充てた。選挙という特殊事情があったとはいえ、数千万円をすぐに集めることができたのは

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence