医薬経済オンライン

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全社苦境のリピトールショック

「自分の足を食らう」米国スタチン市場

2012年1月1日号

日本でも特許が切れた ブロックバスターの〝キング・オブ・ザ・キングス〟だった「リピトール」が昨年11月30日、米国でついに特許失効を迎えた。 最盛期には約130億ドルの売上高を誇った同薬。通常、特許失効後のジェネリック登場で、半年でシェアの約7割が失われるとの指摘もある米国医薬品市場の「原則」を考えるなら、1年以内に日本の武田薬品1社分が消えるのと同じインパクトを持つ。そんなリピトールについてはすでに衝撃的な数字が一人歩きしている。  J・Pモルガンが、IMSヘルスのデータをもとにして先日発表したレポートによると、11月30日から12月2日までのわずか3日間でリピトールの処方件数のうち、すでに14.6%がジェネリックに切り替わった。  リピトールのジェネリックについては、第一三共子会社のランバクシーラボラトリーズが、特許失効後の180日間の独占販売権を有する。ファ... 日本でも特許が切れた ブロックバスターの〝キング・オブ・ザ・キングス〟だった「リピトール」が昨年11月30日、米国でついに特許失効を迎えた。 最盛期には約130億ドルの売上高を誇った同薬。通常、特許失効後のジェネリック登場で、半年でシェアの約7割が失われるとの指摘もある米国医薬品市場の「原則」を考えるなら、1年以内に日本の武田薬品1社分が消えるのと同じインパクトを持つ。そんなリピトールについてはすでに衝撃的な数字が一人歩きしている。  J・Pモルガンが、IMSヘルスのデータをもとにして先日発表したレポートによると、11月30日から12月2日までのわずか3日間でリピトールの処方件数のうち、すでに14.6%がジェネリックに切り替わった。  リピトールのジェネリックについては、第一三共子会社のランバクシーラボラトリーズが、特許失効後の180日間の独占販売権を有する。ファイ

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