医薬経済オンライン

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金融界の雄が製薬事業に奮闘

北尾氏が惚れ込んだ「ALA」は大化けするか

2012年1月1日号

「今年は急成長するだろう」と、期待されている会社がある。ネット証券大手、SBIホールディングスの子会社「SBIアラプロモ」というベンチャーがそれだ。08年に設立された化粧品と健康食品の会社だが、製薬事業に進出。その製薬事業が期待の星だというのである。何しろSBIグループを率いる北尾吉孝社長が不況続きの証券取引に代わる事業に育て上げようと奮闘中なのだ。  その創薬ベンチャーが手掛けるのが、「5—アミノレブリン酸」(ALA)という天然アミノ酸。かいわれ大根やお茶、赤ワインに含まれているアミノ酸で、目下、同社はがんの体内診断薬やがん治療薬として開発中なのである。「すでに欧州では診断薬として承認され、脳腫瘍の手術の際に使われている。日本でも同社のALAを使った診断薬の治験が第Ⅲ相に入っている」そうで、今年こそSBIアラプロモが創薬ベンチャーとして脚光... 「今年は急成長するだろう」と、期待されている会社がある。ネット証券大手、SBIホールディングスの子会社「SBIアラプロモ」というベンチャーがそれだ。08年に設立された化粧品と健康食品の会社だが、製薬事業に進出。その製薬事業が期待の星だというのである。何しろSBIグループを率いる北尾吉孝社長が不況続きの証券取引に代わる事業に育て上げようと奮闘中なのだ。  その創薬ベンチャーが手掛けるのが、「5—アミノレブリン酸」(ALA)という天然アミノ酸。かいわれ大根やお茶、赤ワインに含まれているアミノ酸で、目下、同社はがんの体内診断薬やがん治療薬として開発中なのである。「すでに欧州では診断薬として承認され、脳腫瘍の手術の際に使われている。日本でも同社のALAを使った診断薬の治験が第Ⅲ相に入っている」そうで、今年こそSBIアラプロモが創薬ベンチャーとして脚光を

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