医薬経済オンライン

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医師集めに苦心する高知の課題

医療再生先進県の涙ぐましい努力は報われるか

2011年12月1日号

 全国各地で医療再生への取り組みが行き詰まっている。地域医療再生のキーワードは、医師確保と病院再編。しかも、これらは両輪だという認識が必要である。今ある病院すべてに医師を充足させることは不可能に近いからだ。  だが、銚子市は、再編ではなく、単独で市立病院再開という選択をした。1年半経った今も病床は53床しか稼働できず、常勤医も集まらないなか、危機は続いている。  また、日本医師会会長である原中勝征氏が地元茨城県で築西・桜川地区中核病院準備委員会委員長を務め、築西市民病院と県西総合病院の合併を画策しているが、桜川市議会が11月10日、病院建設調査費負担金(525万円)を否決したことで、計画が一時頓挫した状態にある。地域医療再生臨時特例交付金を受け取るには、13年3月末までに計画と体制が整備できていなければならないが、新病院建設の「候補地」を巡り築西市と...  全国各地で医療再生への取り組みが行き詰まっている。地域医療再生のキーワードは、医師確保と病院再編。しかも、これらは両輪だという認識が必要である。今ある病院すべてに医師を充足させることは不可能に近いからだ。  だが、銚子市は、再編ではなく、単独で市立病院再開という選択をした。1年半経った今も病床は53床しか稼働できず、常勤医も集まらないなか、危機は続いている。  また、日本医師会会長である原中勝征氏が地元茨城県で築西・桜川地区中核病院準備委員会委員長を務め、築西市民病院と県西総合病院の合併を画策しているが、桜川市議会が11月10日、病院建設調査費負担金(525万円)を否決したことで、計画が一時頓挫した状態にある。地域医療再生臨時特例交付金を受け取るには、13年3月末までに計画と体制が整備できていなければならないが、新病院建設の「候補地」を巡り築西市と桜川

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