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MR活動実態調査レポート

MR力が問われるインパクトディテール

新時代のMR活動実態調査・USC分析71

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2011年10月15日号

 今回は、MRによるD(ディテール)成果とも言うべきインパクトDについて分析する。MR力は数と質で決まるが、ここ数年で大幅増員したMRに対する嘆きが多くの企業から聞かれる。いわゆる質の問題がクローズアップされているようだ。社会経験が少ないだけでなく、苦労を知らないから人の痛みがわからない。Dする相手は生身の人間であることを第一に考え、医薬品情報の適正な提供・収集を心掛ける必要がある。よい製品でもMRの質が伴わなければ結果として受け入れてもらえないことを肝に銘じるべきだろう。      表3は、D上位20社を取り上げ、各社のインパクトD率をランキングしたものである。病院とGPを含めた全販路でみると、6月はベーリンガーインゲルハイム、7月はノバルティス、8月はヤンセンがトップとなっている。いずれも40%前後と高率である。 BIは...  今回は、MRによるD(ディテール)成果とも言うべきインパクトDについて分析する。MR力は数と質で決まるが、ここ数年で大幅増員したMRに対する嘆きが多くの企業から聞かれる。いわゆる質の問題がクローズアップされているようだ。社会経験が少ないだけでなく、苦労を知らないから人の痛みがわからない。Dする相手は生身の人間であることを第一に考え、医薬品情報の適正な提供・収集を心掛ける必要がある。よい製品でもMRの質が伴わなければ結果として受け入れてもらえないことを肝に銘じるべきだろう。      表3は、D上位20社を取り上げ、各社のインパクトD率をランキングしたものである。病院とGPを含めた全販路でみると、6月はベーリンガーインゲルハイム、7月はノバルティス、8月はヤンセンがトップとなっている。いずれも40%前後と高率である。 BIは「プ

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