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患者会

特定非営利活動法人 ぷれいす東京

2011年10月15日号

知られていない「医学の進歩」生島嗣専任相談員/社会福祉士  「不治の病」「怖い病気」——。未だに「後天性免疫不全症候群」(エイズ)のイメージは変わっていない。エイズは81年に米国で報告があって以来、研究が盛んになった。その後、年追うごとに治療薬の効果は増し、先進国での死亡率を押し下げた。研究の進展とともに、確実にエイズの名は世間に浸透したが、それでもなおマイナスイメージが拭い切れないでいる。NPO法人「ぷれいす東京」ではHIV感染者やエイズ患者に対してサポート活動を行っている。社会福祉士で専任相談員を務める生島嗣氏にエイズ患者やHIV感染者を取り巻く現状について聞いた。 ——疾患名や知識はある程度、世間に定着したようですが、どうしても「怖い」という印象が残ります。 生島 血液を介して拡がる感染症には、B型肝炎やC型肝炎などがあります。その... 知られていない「医学の進歩」生島嗣専任相談員/社会福祉士  「不治の病」「怖い病気」——。未だに「後天性免疫不全症候群」(エイズ)のイメージは変わっていない。エイズは81年に米国で報告があって以来、研究が盛んになった。その後、年追うごとに治療薬の効果は増し、先進国での死亡率を押し下げた。研究の進展とともに、確実にエイズの名は世間に浸透したが、それでもなおマイナスイメージが拭い切れないでいる。NPO法人「ぷれいす東京」ではHIV感染者やエイズ患者に対してサポート活動を行っている。社会福祉士で専任相談員を務める生島嗣氏にエイズ患者やHIV感染者を取り巻く現状について聞いた。 ——疾患名や知識はある程度、世間に定着したようですが、どうしても「怖い」という印象が残ります。 生島 血液を介して拡がる感染症には、B型肝炎やC型肝炎などがあります。そのなか

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