医薬経済オンライン

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深層◎社会保障と税の一体改革

綱渡りの野田「中庸」路線

前原─仙谷ラインで増税を押し切れるか

2011年10月1日号

 野田佳彦首相は主要閣僚や民主党政策調査会の要職に増税推進派を配し、「社会保障と税の一体改革」(一体改革)実現を最重視する布陣を敷いた。とはいえ、組閣・民主党人事の本質は、党内グループのバランスをとることに腐心した「和の政治」にあり、増税への反対渦巻く与党を説得するには、相当の胆力が求められるのは疑いようがない。  参議院で多数を占める野党には丁寧に政策協議を呼びかけることでねじれ国会克服をめざす首相ではあるが、自ら掲げる「和=中庸」の基本理念で、与野党に跨がる確信的な反増税派議員を本当に説得できるのか。そう遠くない先に答えは明らかになる。  「残念ながら、社会保障給付財源の多くが赤字公債で賄われている。社会保障のための安定財源確保と、財政健全化の同時達成を図るための税制改革が必要だ。  9月16日の参院本会議。野田首相はそう答弁し、改めて一...  野田佳彦首相は主要閣僚や民主党政策調査会の要職に増税推進派を配し、「社会保障と税の一体改革」(一体改革)実現を最重視する布陣を敷いた。とはいえ、組閣・民主党人事の本質は、党内グループのバランスをとることに腐心した「和の政治」にあり、増税への反対渦巻く与党を説得するには、相当の胆力が求められるのは疑いようがない。  参議院で多数を占める野党には丁寧に政策協議を呼びかけることでねじれ国会克服をめざす首相ではあるが、自ら掲げる「和=中庸」の基本理念で、与野党に跨がる確信的な反増税派議員を本当に説得できるのか。そう遠くない先に答えは明らかになる。  「残念ながら、社会保障給付財源の多くが赤字公債で賄われている。社会保障のための安定財源確保と、財政健全化の同時達成を図るための税制改革が必要だ。  9月16日の参院本会議。野田首相はそう答弁し、改めて一体

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