病院団体の醜い“お家騒動”
中医協委員ポスト争奪戦の背景
2011年10月1日号
わずか5分の記者会見だった。
9月22日午後、東京・半蔵門の日本病院会(堺常雄会長)。11の病院団体でつくる「日本病院団体協議会」(日病協)の代表者会議後、議長を務める西澤寛俊氏(全日本病院協会会長)と副議長の深尾立氏(労働者健康福祉機構千葉労災病院院長)が会見に臨んだ。当初の開始時刻を約1時間オーバーしていた。
記者たちの関心は、中央社会保険医療協議会の委員交代人事だった。10月26日で、邉見公雄氏(全国公私病院連盟副会長)が任期最大の3期6年を満了する。その後任について日病協として意見集約することになっていた。
会見する西澤氏(左)と深尾氏 西澤氏がマイクに向かって話し合いの結果を報告する。
「厚生労働省から後任について意見を求められた場合、どうするか。2団体から独自候補の推薦があり、1人に絞るか、2人を推薦するか、投票による多数決で2人を推す...
わずか5分の記者会見だった。
9月22日午後、東京・半蔵門の日本病院会(堺常雄会長)。11の病院団体でつくる「日本病院団体協議会」(日病協)の代表者会議後、議長を務める西澤寛俊氏(全日本病院協会会長)と副議長の深尾立氏(労働者健康福祉機構千葉労災病院院長)が会見に臨んだ。当初の開始時刻を約1時間オーバーしていた。
記者たちの関心は、中央社会保険医療協議会の委員交代人事だった。10月26日で、邉見公雄氏(全国公私病院連盟副会長)が任期最大の3期6年を満了する。その後任について日病協として意見集約することになっていた。
会見する西澤氏(左)と深尾氏 西澤氏がマイクに向かって話し合いの結果を報告する。
「厚生労働省から後任について意見を求められた場合、どうするか。2団体から独自候補の推薦があり、1人に絞るか、2人を推薦するか、投票による多数決で2人を推すと決
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