医薬経済オンライン

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家庭医療学「本格化」の胎動

医学部は多種職連携の教育を

2011年10月1日号

 最高気温が33度に達した日もあった8月6〜8日の3日間。そんな暑さ以上に〝熱い〟若者たちが筑波大学に集結、第23回家庭医療学夏期セミナー(日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医部会主催)が開催された。参加者157人、参加講師160人、計317人。講師の多さが特筆される。教育にも熱心なのが家庭医なのだ。  その背景には、地域の医療機関で診療を続ける医師や家庭医療学教育に携わる医師は、多くが医学生時代から関心を持ち続けて医師人生を歩んでいることがある。 医学生や研修医に対して、家庭医療学に関心を持ち、自分の進むべき道として選択してほしいとの思いからスタートした同セミナー。日本プライマリ・ケア連合学会の前身である家庭医療学研究会が、23年前に始めた。同学会理事長の前沢政次氏がかつて勤めていた宮城県桶谷町医療福祉センターで開催したときには、医学生は3人しか集まら...  最高気温が33度に達した日もあった8月6〜8日の3日間。そんな暑さ以上に〝熱い〟若者たちが筑波大学に集結、第23回家庭医療学夏期セミナー(日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医部会主催)が開催された。参加者157人、参加講師160人、計317人。講師の多さが特筆される。教育にも熱心なのが家庭医なのだ。  その背景には、地域の医療機関で診療を続ける医師や家庭医療学教育に携わる医師は、多くが医学生時代から関心を持ち続けて医師人生を歩んでいることがある。 医学生や研修医に対して、家庭医療学に関心を持ち、自分の進むべき道として選択してほしいとの思いからスタートした同セミナー。日本プライマリ・ケア連合学会の前身である家庭医療学研究会が、23年前に始めた。同学会理事長の前沢政次氏がかつて勤めていた宮城県桶谷町医療福祉センターで開催したときには、医学生は3人しか集まらな

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