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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(11年3月)②

10年度微増の先発品に対し 後発品は23%の大幅増

2011年10月1日号

 厚生労働省の『最近の調剤医療費の動向』によると、10年度(10年4月〜11年3月)の後発医薬品市場規模は、前年比23.0%増の3139億円に達し、先発品(1%増の3兆4233億円)を含む市場合計3兆7372億円(前年比2.5%増)に対し、8.4%(09年度7.0%、08年度6.3%)の処方割合をマークした。 薬効大分類別には、後発品市場規模1、2位の循環器官用薬、消化管用薬が前年に対し、それぞれ26.4%、35.4%増と大きく伸びたことが影響し、先発品は前年を割り込んだことが特筆される。 後発品の市場規模を薬効小分類別にみると、血管拡張剤がトップで377億円、前年比42.3%増、処方割合21.0%(前年13.2%)、以下、消化性潰瘍用剤368億円、49.0%増、13.5%(8.7%)、高脂血症用剤178億円8.5%増、6.9%(6.5%)と続き、前年度との変動はなかった。PDFファイルはこちら  ところで、表の血管拡張剤の市場合計...  厚生労働省の『最近の調剤医療費の動向』によると、10年度(10年4月〜11年3月)の後発医薬品市場規模は、前年比23.0%増の3139億円に達し、先発品(1%増の3兆4233億円)を含む市場合計3兆7372億円(前年比2.5%増)に対し、8.4%(09年度7.0%、08年度6.3%)の処方割合をマークした。 薬効大分類別には、後発品市場規模1、2位の循環器官用薬、消化管用薬が前年に対し、それぞれ26.4%、35.4%増と大きく伸びたことが影響し、先発品は前年を割り込んだことが特筆される。 後発品の市場規模を薬効小分類別にみると、血管拡張剤がトップで377億円、前年比42.3%増、処方割合21.0%(前年13.2%)、以下、消化性潰瘍用剤368億円、49.0%増、13.5%(8.7%)、高脂血症用剤178億円8.5%増、6.9%(6.5%)と続き、前年度との変動はなかった。PDFファイルはこちら  ところで、表の血管拡張剤の市場合計179

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