霞が関人物録
大震災復興本部事務局長らを輩出
30 香川県
2011年10月1日号
東日本大震災は、奇しくも旧建設省72年入省の同期官僚2人に活躍する場を提供することになった。ひとりは、前国土交通省事務次官の竹歳誠氏(東大法卒、鳥取県出身)。野田政権の発足で内閣官房副長官として、各省庁を取りまとめる。もうひとりは、香川県出身で、その3代前の事務次官を務めた峰久幸義氏(東大法卒、写真)だ。東日本大震災復興対策本部事務局長にこの6月、起用された。香川県丸亀市の進学校・県立丸亀高卒で、自動車交通局長、官房長、国土交通審議官など要職を歴任した。事務次官退任後、住宅金融支援機構の副理事長に就任していたが、白羽の矢が立った形だ。 丸亀高は創立118年の伝統を誇る進学校で、卒業生は3万8000人を超え、社会のさまざまな分野で活躍している。アルプス電気創業者の片岡勝太郎氏やフジテレビの人気アナウンサー、中野美奈子氏らが出ている。「丸高」の通称で呼...
東日本大震災は、奇しくも旧建設省72年入省の同期官僚2人に活躍する場を提供することになった。ひとりは、前国土交通省事務次官の竹歳誠氏(東大法卒、鳥取県出身)。野田政権の発足で内閣官房副長官として、各省庁を取りまとめる。もうひとりは、香川県出身で、その3代前の事務次官を務めた峰久幸義氏(東大法卒、写真)だ。東日本大震災復興対策本部事務局長にこの6月、起用された。香川県丸亀市の進学校・県立丸亀高卒で、自動車交通局長、官房長、国土交通審議官など要職を歴任した。事務次官退任後、住宅金融支援機構の副理事長に就任していたが、白羽の矢が立った形だ。 丸亀高は創立118年の伝統を誇る進学校で、卒業生は3万8000人を超え、社会のさまざまな分野で活躍している。アルプス電気創業者の片岡勝太郎氏やフジテレビの人気アナウンサー、中野美奈子氏らが出ている。「丸高」の通称で呼ば
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