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絶好調の「抗がん剤GE」戦略

GE専業や中堅は「第2の日本化薬」をめざせ

2011年9月15日号

 日本化薬の抗がん剤ジェネリック(GE)戦略が好調だ。11年5月期で、医薬事業は503億円と前年度比6億円増となった。そのうち、医療用医薬品売上高は397億円で同3億円増にとどまった。主力の抗がん剤では、先発品抗がん剤が薬価改定の影響や発売後数十年経っている製品群であることから、経口前立腺がん薬オダイン、シスプラチン製剤ランダなどの6品目の売上高合計は93億円と前期比▲17億円となった。だが、この減少分を補ったのが抗がん剤GE品群だった。売上高トップのパクリタキセルは▲14%の薬価改定にもかかわらず67億円(前年度比8億円増)、ビカルタミドは23億円(11億円増)、カルボプラチンが28億円(2億円増)、新たにナベルビンGEのロゼウス、ドキソルビシンGEの2剤を投入、3億円は寄与している。抗がん剤・制吐剤GE9品目の売上高は167億円と22億円増となり、先発品抗がん剤の落ち込...  日本化薬の抗がん剤ジェネリック(GE)戦略が好調だ。11年5月期で、医薬事業は503億円と前年度比6億円増となった。そのうち、医療用医薬品売上高は397億円で同3億円増にとどまった。主力の抗がん剤では、先発品抗がん剤が薬価改定の影響や発売後数十年経っている製品群であることから、経口前立腺がん薬オダイン、シスプラチン製剤ランダなどの6品目の売上高合計は93億円と前期比▲17億円となった。だが、この減少分を補ったのが抗がん剤GE品群だった。売上高トップのパクリタキセルは▲14%の薬価改定にもかかわらず67億円(前年度比8億円増)、ビカルタミドは23億円(11億円増)、カルボプラチンが28億円(2億円増)、新たにナベルビンGEのロゼウス、ドキソルビシンGEの2剤を投入、3億円は寄与している。抗がん剤・制吐剤GE9品目の売上高は167億円と22億円増となり、先発品抗がん剤の落ち込み

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