医薬経済オンライン

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栄養指導の今昔 しょく・しょく・どう・じゅうのススメ

病院食の「適時」「適温」「選択メニュー」

第7回

深浦京子

2011年9月1日号

 私はこれまで、行政の栄養指導員としての仕事と病院の臨床栄養指導事例について述べたほか、栄養士の担うべきスタンス、業務の合理的・技術的改善の道筋、医療上の有機的関連などについて語ってきた。だが実のところ、患者への充実した給食の実態について満足すべき状況が現出できなければ、病院栄養士としての職責を全うしたとは言い難い。 そこで、昭和50(1975)年代以来、私が経験してきた実態に触れておきたいと思う。 病院の給食は往時を回顧すると“夕食が早い”“冷たい”“選べない”“まずい”が通り相場で、病院の都合優先、患者不在と非難を浴びていた。  私はこれまで、行政の栄養指導員としての仕事と病院の臨床栄養指導事例について述べたほか、栄養士の担うべきスタンス、業務の合理的・技術的改善の道筋、医療上の有機的関連などについて語ってきた。だが実のところ、患者への充実した給食の実態について満足すべき状況が現出できなければ、病院栄養士としての職責を全うしたとは言い難い。 そこで、昭和50(1975)年代以来、私が経験してきた実態に触れておきたいと思う。 病院の給食は往時を回顧すると“夕食が早い”“冷たい”“選べない”“まずい”が通り相場で、病院の都合優先、患者不在と非難を浴びていた。

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