医薬経済オンライン

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行き詰まって大正持ち株会社化

今こそOTC薬・医療用の両輪経営の見直しが必要

2011年8月15日号

 7月22日、日本OTC医薬品協会などOTC薬関連5団体が手を携えて、日本一般用医薬品連合会(一般薬連合会)が発足した。現段階では会員320社(重複社を除く)の寄り合い所帯に過ぎないが、初代会長に就任した上原明大正製薬会長兼社長は、「ひとつのパワーとしてセルフメディケーションを一層推進できるのではないか」と、業界団体の結集による効果・効能への思いを語った。 振り返れば、日本のOTC薬が、社会保障費の増大圧力を逃がす“ベント”役を期待されるようになって久しい。今回、上原会長は「セルフメディケーションの概念を生活者に理解してもらい、協力を得ることが重要になっている」と強調し、政府部内で燻り続けるOTC類似薬の保険給付除外問題に対しても、慎重に言葉を選びながら、「セルフメディケーションの領域で賄っていいかな」と踏み込んだ発言を行った。OTC薬業界の夢...  7月22日、日本OTC医薬品協会などOTC薬関連5団体が手を携えて、日本一般用医薬品連合会(一般薬連合会)が発足した。現段階では会員320社(重複社を除く)の寄り合い所帯に過ぎないが、初代会長に就任した上原明大正製薬会長兼社長は、「ひとつのパワーとしてセルフメディケーションを一層推進できるのではないか」と、業界団体の結集による効果・効能への思いを語った。 振り返れば、日本のOTC薬が、社会保障費の増大圧力を逃がす“ベント”役を期待されるようになって久しい。今回、上原会長は「セルフメディケーションの概念を生活者に理解してもらい、協力を得ることが重要になっている」と強調し、政府部内で燻り続けるOTC類似薬の保険給付除外問題に対しても、慎重に言葉を選びながら、「セルフメディケーションの領域で賄っていいかな」と踏み込んだ発言を行った。OTC薬業界の夢の実

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