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MRの真価が問われている
2011年8月1日号
医療用医薬品製造販売業公正取引協議会(メーカー公取協)は、加盟社のMRによる医師への接待に関する自主規制を、12年4月から強化する。 これにより、従来のビジネスのやり方が大きく変わる。 新たな自主規制は、講演会や研究会などの出席者を慰労する飲食会の費用を1人当たり2万円、商談・打ち合わせを伴う飲食5000円、製品説明会の弁当・茶菓代3000円を上限とし、ゴルフやカラオケ、スポーツ観戦、2次会の費用の提供も原則禁止する。 一方、日本製薬工業協会は今年1月に、「企業活動と医療機関などの関係の透明性ガイドライン」をまとめた。加盟社は、これを参考に自社の「透明性に関する指針」を策定することになっている。 米国でもオバマ政権が、製薬会社と医師の不透明な関係をなくす政策を推進している。製薬会社の営業活動やその手法を規制する動きは世界的に強まっている。 メーカー公...
医療用医薬品製造販売業公正取引協議会(メーカー公取協)は、加盟社のMRによる医師への接待に関する自主規制を、12年4月から強化する。 これにより、従来のビジネスのやり方が大きく変わる。 新たな自主規制は、講演会や研究会などの出席者を慰労する飲食会の費用を1人当たり2万円、商談・打ち合わせを伴う飲食5000円、製品説明会の弁当・茶菓代3000円を上限とし、ゴルフやカラオケ、スポーツ観戦、2次会の費用の提供も原則禁止する。 一方、日本製薬工業協会は今年1月に、「企業活動と医療機関などの関係の透明性ガイドライン」をまとめた。加盟社は、これを参考に自社の「透明性に関する指針」を策定することになっている。 米国でもオバマ政権が、製薬会社と医師の不透明な関係をなくす政策を推進している。製薬会社の営業活動やその手法を規制する動きは世界的に強まっている。 メーカー公取協
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