霞が関人物録
甲府第一高や甲府南高出身者が活躍
28 山梨県
2011年8月1日号
「国民文化祭」を2年後に控え準備に忙しい山梨県に、この夏、朗報がもたらされた。JR東海のリニア中央新幹線の中間駅の候補地のひとつに甲府盆地南部が選ばれたからだ。霞が関の官庁では、歓迎ムードに沸く甲府市にある県立甲府第一高や県立甲府南高のOBが多い。 甲府第一高では毎年秋に旧制甲府中学以来の伝統行事の「強行遠足」が行われる。甲府市から小諸市まで100キロを午後4時から翌日の昼までかけて歩くもので、これに参加したいがために入学する生徒もいるという。OBは堂々たる陣容だ。政界では石橋湛山が出ているし、日本の地下鉄の父と言われる早川徳次、三井物産社長などを務めた水上達三、日本開発銀行の初代総裁の小林中、サンリオ創業者で社長の辻信太郎、「耐震構造の父」と言われ、東京タワーを設計した建築学者の内藤多仲、少女マンガ「セーラームーン」の作者の武内直子など多...
「国民文化祭」を2年後に控え準備に忙しい山梨県に、この夏、朗報がもたらされた。JR東海のリニア中央新幹線の中間駅の候補地のひとつに甲府盆地南部が選ばれたからだ。霞が関の官庁では、歓迎ムードに沸く甲府市にある県立甲府第一高や県立甲府南高のOBが多い。 甲府第一高では毎年秋に旧制甲府中学以来の伝統行事の「強行遠足」が行われる。甲府市から小諸市まで100キロを午後4時から翌日の昼までかけて歩くもので、これに参加したいがために入学する生徒もいるという。OBは堂々たる陣容だ。政界では石橋湛山が出ているし、日本の地下鉄の父と言われる早川徳次、三井物産社長などを務めた水上達三、日本開発銀行の初代総裁の小林中、サンリオ創業者で社長の辻信太郎、「耐震構造の父」と言われ、東京タワーを設計した建築学者の内藤多仲、少女マンガ「セーラームーン」の作者の武内直子など多士
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