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OBSERVER

木内裕二・昭和大学薬学部薬学教育推進センター長教授

2011年7月15日号

 医療者として責任もつ6年制薬剤師 ——薬学教育に一家言お持ちだと伺いました。 木内 6年制になり、日本の医療の仕組みが変わっていくことを期待している。ただ、6年制になってどうなるのか知らない医療関係者が多い。それを広く知らしめたい。薬剤師だけが頑張っても医療は変わらない。昭和大学ではチーム医療の一員として活躍できる人材を養成している。ほかのチームスタッフもその位置付けを知っていただいて、大いに期待して仲間に入れていただきたい。 ——薬剤師の地位向上を考えるきっかけは何だったのですか。 木内 もともと精神神経薬理が専門の医者で、その領域の病態や治療薬の研究をやっていた。薬学生の卒業研究などを見ていたので、治療の特質などをよく知っていた。昭和大学で医療に強い薬剤師を養成する話があり、大学院中心に、医療現場で活躍できる薬剤師養成に関わった。その...  医療者として責任もつ6年制薬剤師 ——薬学教育に一家言お持ちだと伺いました。 木内 6年制になり、日本の医療の仕組みが変わっていくことを期待している。ただ、6年制になってどうなるのか知らない医療関係者が多い。それを広く知らしめたい。薬剤師だけが頑張っても医療は変わらない。昭和大学ではチーム医療の一員として活躍できる人材を養成している。ほかのチームスタッフもその位置付けを知っていただいて、大いに期待して仲間に入れていただきたい。 ——薬剤師の地位向上を考えるきっかけは何だったのですか。 木内 もともと精神神経薬理が専門の医者で、その領域の病態や治療薬の研究をやっていた。薬学生の卒業研究などを見ていたので、治療の特質などをよく知っていた。昭和大学で医療に強い薬剤師を養成する話があり、大学院中心に、医療現場で活躍できる薬剤師養成に関わった。その頃

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