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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(11年1月)

血管拡張剤、消化性潰瘍用剤がトップ2を形成

2011年7月15日号

 厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」によれば、11年1月の後発医薬品処方割合は数量ベースで22.8%、金額ベースで8.6%で過去最大を記録した10年12月に比し、それぞれ横ばい、0.1ポイントダウンと停滞の感が否めない。後発品調剤体制加算による数量ベース30%以上(17点加算)の薬局構成割合が、23.6%から23.4%へ改定後初めて前年を下回ったことも要因のひとつだろう。また、全国健康保険協会発表の数量ベースシェアは11年1月の23.1%が2月22.9%、3月には22.3%と減少の一途を辿っているという。12年度数量ベースシェア30%以上の政府目標達成には新しい具体的な施策が求められる。 さて、薬効小分類別後発品処方割合のトップ血管拡張剤は09年1月9.8%から10年1月14.5%、11年1月22.4%と急上昇をみせている。これは、後発品の先駆者アムロジピン製剤の急浸透に伴うもので、今後ますます処方拡...  厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」によれば、11年1月の後発医薬品処方割合は数量ベースで22.8%、金額ベースで8.6%で過去最大を記録した10年12月に比し、それぞれ横ばい、0.1ポイントダウンと停滞の感が否めない。後発品調剤体制加算による数量ベース30%以上(17点加算)の薬局構成割合が、23.6%から23.4%へ改定後初めて前年を下回ったことも要因のひとつだろう。また、全国健康保険協会発表の数量ベースシェアは11年1月の23.1%が2月22.9%、3月には22.3%と減少の一途を辿っているという。12年度数量ベースシェア30%以上の政府目標達成には新しい具体的な施策が求められる。 さて、薬効小分類別後発品処方割合のトップ血管拡張剤は09年1月9.8%から10年1月14.5%、11年1月22.4%と急上昇をみせている。これは、後発品の先駆者アムロジピン製剤の急浸透に伴うもので、今後ますます処方拡大は

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