霞が関人物録
最高裁判事などで出身者が活躍
27 奈良県
2011年7月1日号
昨年、「平城遷都1300年祭」のさまざまな行事が行われた奈良県。霞が関では、女子高等師範学校付属高等女学校が前身の国立奈良女子大学附属高や私立東大寺学園の出身者が多いのが特徴だ。 奈良女子大附属高は戦後に共学校になり、進学校として県内一の高い進学実績を誇っている。運輸省では、自動車交通局長や海上保安庁長官などを歴任し参議院議員を1期務めた後、知事に当選した荒井正吾氏(東大法卒68年運輸省入省)もOBだ。春の統一地方選挙で再選された。同校は政財官界に人材を輩出している。 同校出身のトップは、最高裁判事の竹内行夫氏(京大法67年外務省、写真)だろう。条約局長や北米局長、総合外交政策局長などの主要ポストを歴任しており、同省では国際法規に明るいとされた。小泉純一郎政権下で当時の田中真紀子外務大臣が前任事務次官を更迭したことから、02年2月に駐インドネシア...
昨年、「平城遷都1300年祭」のさまざまな行事が行われた奈良県。霞が関では、女子高等師範学校付属高等女学校が前身の国立奈良女子大学附属高や私立東大寺学園の出身者が多いのが特徴だ。 奈良女子大附属高は戦後に共学校になり、進学校として県内一の高い進学実績を誇っている。運輸省では、自動車交通局長や海上保安庁長官などを歴任し参議院議員を1期務めた後、知事に当選した荒井正吾氏(東大法卒68年運輸省入省)もOBだ。春の統一地方選挙で再選された。同校は政財官界に人材を輩出している。 同校出身のトップは、最高裁判事の竹内行夫氏(京大法67年外務省、写真)だろう。条約局長や北米局長、総合外交政策局長などの主要ポストを歴任しており、同省では国際法規に明るいとされた。小泉純一郎政権下で当時の田中真紀子外務大臣が前任事務次官を更迭したことから、02年2月に駐インドネシア大使
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