医薬経済オンライン

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地域医療は「医療圏」で再生を

銚子市立病院にみる「病院のあり方」

2011年6月1日号

 08年9月に休止した銚子市立病院(千葉県銚子市)は、公設民営の医療法人財団銚子市立病院再生機構銚子市立病院(白濱龍興理事長)として10年5月6日に診療を再開、今年3月31日には病棟も53床再開した。内科、外科、整形外科、皮膚科、眼科、禁煙外来、いびき・睡眠時無呼吸症候群外来という外来体制で、医師も新年度は、常勤7人、非常勤13人となった。  銚子市立病院再生事業計画に基づき、医療法人財団銚子市立病院再生機構は10年度目標(4科・医師7人・50床再開)を何とかクリアした格好だ。  スタート当初は月間200人足らずだった外来患者数も1000人ほどにまで増加。とはいえ、地域中核病院というには程遠く、診療所レベルの患者数である。  再開までの紆余曲折については割愛するが、今後もさらに医師と看護師確保に努め、14年度までの目標である10科・医師30人・200床をめざすとともに、早期に...  08年9月に休止した銚子市立病院(千葉県銚子市)は、公設民営の医療法人財団銚子市立病院再生機構銚子市立病院(白濱龍興理事長)として10年5月6日に診療を再開、今年3月31日には病棟も53床再開した。内科、外科、整形外科、皮膚科、眼科、禁煙外来、いびき・睡眠時無呼吸症候群外来という外来体制で、医師も新年度は、常勤7人、非常勤13人となった。  銚子市立病院再生事業計画に基づき、医療法人財団銚子市立病院再生機構は10年度目標(4科・医師7人・50床再開)を何とかクリアした格好だ。  スタート当初は月間200人足らずだった外来患者数も1000人ほどにまで増加。とはいえ、地域中核病院というには程遠く、診療所レベルの患者数である。  再開までの紆余曲折については割愛するが、今後もさらに医師と看護師確保に努め、14年度までの目標である10科・医師30人・200床をめざすとともに、早期に2次

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