患者代表が手に入れた「オセロの角」
元中医協委員「明細書の勝村」の6年
2011年5月15日号
中央社会保険医療協議会で初の「患者代表」委員を務め、4月末で任期最大の3期6年を終えた。中医協が決める診療報酬単価が記載された明細書を「患者全員に無料発行」することにトコトンこだわった。その姿勢が、ときに反発を生んだ。中医協会長からは名前でなく「あなたは」と反論された。医師の委員には医療関係者向けの講演で「患者に泣かれては仕方がない」と皮肉も言う者もいた。だが、その程度は大事を成す前の小事に過ぎない、と受け流した。明細書こそが「医療の透明化へのオセロの角」との確信があったからだ。
中央社会保険医療協議会で初の「患者代表」委員を務め、4月末で任期最大の3期6年を終えた。中医協が決める診療報酬単価が記載された明細書を「患者全員に無料発行」することにトコトンこだわった。その姿勢が、ときに反発を生んだ。中医協会長からは名前でなく「あなたは」と反論された。医師の委員には医療関係者向けの講演で「患者に泣かれては仕方がない」と皮肉も言う者もいた。だが、その程度は大事を成す前の小事に過ぎない、と受け流した。明細書こそが「医療の透明化へのオセロの角」との確信があったからだ。
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