OUTLOOK.欧米のMR事情
MR研修改革の必要性(下)
第237回
デルファイ・マネジメント・コンサルタント(DMC)社 植田南人
2011年5月15日号
製薬企業の研修部に抜本改革の必要が出てきていることは前回述べた。その改革に際して、研修担当リーダーが、自ら変化するために実践すべき5つの重要項目を示したが、今回はもう少し詳細に検証してみたい。 5項目は、①会社の中長期戦略をよく理解する(どのような方向に向かっているのか)②教育の現状分析から問題を把握する(MR教育などの現状にどんな問題があるか)③研修の事業戦略を立てる(どの方向に向かって仕事をすべきか)④年間計画を立てる(目的に到達するためには、どのようなプランがあるか)⑤研修の実施とフォロー・改善(どう活動できているか)である。研修担当者は、これらの5項目を念頭に置き、顧客のニーズを満たすとともに、営業の生産性向上とチームセリングの確立を目標に努力すべきである。 まずは、「会社の中長期戦略をよく理解する」こと。従来、ともすれば研修部門は、...
製薬企業の研修部に抜本改革の必要が出てきていることは前回述べた。その改革に際して、研修担当リーダーが、自ら変化するために実践すべき5つの重要項目を示したが、今回はもう少し詳細に検証してみたい。 5項目は、①会社の中長期戦略をよく理解する(どのような方向に向かっているのか)②教育の現状分析から問題を把握する(MR教育などの現状にどんな問題があるか)③研修の事業戦略を立てる(どの方向に向かって仕事をすべきか)④年間計画を立てる(目的に到達するためには、どのようなプランがあるか)⑤研修の実施とフォロー・改善(どう活動できているか)である。研修担当者は、これらの5項目を念頭に置き、顧客のニーズを満たすとともに、営業の生産性向上とチームセリングの確立を目標に努力すべきである。 まずは、「会社の中長期戦略をよく理解する」こと。従来、ともすれば研修部門は、戦略
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