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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(10年11月)

第1回 急上昇した富山、新潟、山口の処方割合

2011年5月15日号

 厚生労働省発表の「最近の調剤医療費の動向」によれば、10年6月に22.3%まで上昇をみせるも、その後横ばいが続いていた市場全体の後発品処方割合(数量ベース)は、10月22.5%、11月22.6%と再び上昇に転じた。 薬剤量ベースでも4月の7.9%から着実に伸びており11月は8.5%と調査開始以来最高を記録した。 次に、都道府県(数量ベース)別にみると沖縄の36.1%(09年11月30.8%)をトップに、鹿児島28.2%(23.3%)、岩手25.7%(22.3%)と続き、1年前の順位とまったく変動はない。また、ワースト3県の秋田、徳島、東京も同じ顔ぶれとなっている。なお、富山が11位(20.5%)から5位へ、新潟が19.0%の27位から11位へランクを上げている。逆に北海道が8位(20.9%)から12位へ、宮城が5位(21.5%)から10位へランクを大きく下げているのが目に付く。  一方、薬効小分類別に後発品処方割合(...  厚生労働省発表の「最近の調剤医療費の動向」によれば、10年6月に22.3%まで上昇をみせるも、その後横ばいが続いていた市場全体の後発品処方割合(数量ベース)は、10月22.5%、11月22.6%と再び上昇に転じた。 薬剤量ベースでも4月の7.9%から着実に伸びており11月は8.5%と調査開始以来最高を記録した。 次に、都道府県(数量ベース)別にみると沖縄の36.1%(09年11月30.8%)をトップに、鹿児島28.2%(23.3%)、岩手25.7%(22.3%)と続き、1年前の順位とまったく変動はない。また、ワースト3県の秋田、徳島、東京も同じ顔ぶれとなっている。なお、富山が11位(20.5%)から5位へ、新潟が19.0%の27位から11位へランクを上げている。逆に北海道が8位(20.9%)から12位へ、宮城が5位(21.5%)から10位へランクを大きく下げているのが目に付く。  一方、薬効小分類別に後発品処方割合(薬

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