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患者会

社団法人 全国腎臓病協議会

2011年5月1日号

避難生活の長期化が心配吉村規男副会長 「全国腎臓病協議会」(全腎協)の対応は早かった。東日本大震災が発生した3月11日14時46分。吉村規男副会長は東京・八重洲のビル6階にいた。阪神・淡路大震災で激しい揺れを経験したことから、ただごとではないと感じた。携帯電話のテレビを見てみると予感は的中していた。 その日は、東京でも交通がマヒしていた。吉村副会長は、ともにその場にいた宮本?宏会長、金子智常務理事とともに、宿泊場所の秋葉原へ向かうことにした。最寄り駅の東京駅から2駅先の距離だが、もちろん徒歩だ。 その間、連絡をとろうにも携帯電話の回線はパンク状態。ただ、運よくホテルの固定電話はつながった。大急ぎで各方面へ連絡をとった後、3人で部屋に篭り、今後の方針を話し合った。翌12日、宮本会長をトップとする対策本部を全腎協事務所で立ち上げた。東北地方に計1万9000人... 避難生活の長期化が心配吉村規男副会長 「全国腎臓病協議会」(全腎協)の対応は早かった。東日本大震災が発生した3月11日14時46分。吉村規男副会長は東京・八重洲のビル6階にいた。阪神・淡路大震災で激しい揺れを経験したことから、ただごとではないと感じた。携帯電話のテレビを見てみると予感は的中していた。 その日は、東京でも交通がマヒしていた。吉村副会長は、ともにその場にいた宮本?宏会長、金子智常務理事とともに、宿泊場所の秋葉原へ向かうことにした。最寄り駅の東京駅から2駅先の距離だが、もちろん徒歩だ。 その間、連絡をとろうにも携帯電話の回線はパンク状態。ただ、運よくホテルの固定電話はつながった。大急ぎで各方面へ連絡をとった後、3人で部屋に篭り、今後の方針を話し合った。翌12日、宮本会長をトップとする対策本部を全腎協事務所で立ち上げた。東北地方に計1万9000人いる

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