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医薬経済気象台

世界は「復活」を確信

2011年4月15日号

 大震災発生から1ヵ月、人的被害を含め依然として被害の全容は把握し切れない状況にある。道路などインフラの一部で応急措置が進み、仮設住宅の建設が始まるなど、徐々に復旧の動きが出てきてはいるが、行方不明者探索、残骸処理、ライフライン修復など、足元の喫緊の課題すら労働力と機材不足によって捗っていない。被害地域の行政機能も職員不足で大きく低下、事後処理にさえ動き出せない状況が続いている。被災地のモノ不足は改善の方向にあるが、ガソリン、灯油などのエネルギー不足の事態改善は遅れている。これがボランティア活動の障害にもなっているようだ。  さらに問題なのは原発事故解決のメドがまったく見えていないことだ。これが通常の大地震災害とは異質の不安心理を掻き立て、しかも多くの風評が海を越えて海外にまで拡散している。放射能汚染を恐れた首都圏住民の関西以西への逃避、...  大震災発生から1ヵ月、人的被害を含め依然として被害の全容は把握し切れない状況にある。道路などインフラの一部で応急措置が進み、仮設住宅の建設が始まるなど、徐々に復旧の動きが出てきてはいるが、行方不明者探索、残骸処理、ライフライン修復など、足元の喫緊の課題すら労働力と機材不足によって捗っていない。被害地域の行政機能も職員不足で大きく低下、事後処理にさえ動き出せない状況が続いている。被災地のモノ不足は改善の方向にあるが、ガソリン、灯油などのエネルギー不足の事態改善は遅れている。これがボランティア活動の障害にもなっているようだ。  さらに問題なのは原発事故解決のメドがまったく見えていないことだ。これが通常の大地震災害とは異質の不安心理を掻き立て、しかも多くの風評が海を越えて海外にまで拡散している。放射能汚染を恐れた首都圏住民の関西以西への逃避、外

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