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調剤実績データ

後発医薬品処方実態(10年9月)

血管拡張剤、先発品2ケタ減

2011年4月15日号

 厚生労働省発表の「最近の調剤医療費の動向」によれば、後発医薬品処方割合は、数量ベースで10年3月に初の20%台20.3%、4月21.8%と急上昇をみせたが、その後は5月の22.1%から9月の22.3%へ横ばいが続いている。 また、後発品調剤体制加算が10年度改定で、処方せんベース30%以上の薬局に4点から数量ベースで①20%以上6点②25%以上13点③30%以上17点に変更されたものの、薬局の構成割合をみると①は4月の18.0%から9月19.0%②13.5%から14.5%③20.2%から21.9%と直近6ヵ月間の動きは緩慢である。 さて、10年4〜9月の後発品市場規模は前年同期比23.8%増の1478億円に達した。一方、同期間の先発品の伸びは0.5%減と横ばいにとどまり、その結果、後発医薬品の処方割合は6.7%から8.2%へ大きく上昇した。 大薬効で後発品市場規模1、2位の循環器官用薬、消化器官用薬では、後発品の30%台の伸びに対...  厚生労働省発表の「最近の調剤医療費の動向」によれば、後発医薬品処方割合は、数量ベースで10年3月に初の20%台20.3%、4月21.8%と急上昇をみせたが、その後は5月の22.1%から9月の22.3%へ横ばいが続いている。 また、後発品調剤体制加算が10年度改定で、処方せんベース30%以上の薬局に4点から数量ベースで①20%以上6点②25%以上13点③30%以上17点に変更されたものの、薬局の構成割合をみると①は4月の18.0%から9月19.0%②13.5%から14.5%③20.2%から21.9%と直近6ヵ月間の動きは緩慢である。 さて、10年4〜9月の後発品市場規模は前年同期比23.8%増の1478億円に達した。一方、同期間の先発品の伸びは0.5%減と横ばいにとどまり、その結果、後発医薬品の処方割合は6.7%から8.2%へ大きく上昇した。 大薬効で後発品市場規模1、2位の循環器官用薬、消化器官用薬では、後発品の30%台の伸びに対し、

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