医薬経済オンライン

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震災下にもあったOTC薬「仕分け」

被災地に送られた手製の「救急箱」

2011年4月1日号

 「横浜で明日(3月19日)、OTC薬が仕分けられる」 編集長からこんな情報がもたらされた。しかし、おかしい。民主党政権の規制仕分けはとっくに終わっているはずだ。 OTC薬のインターネット販売規制は、対立軸が明確で国民にも身近なテーマだったことから、目玉に挙げられた。 3月7日、東京・五反田のTOCビル。緩和を求める内閣府、仕分け人側と、規制の必要性を主張する厚生労働省側が激しい応酬を繰り広げた。蓮舫行政刷新相が自ら参戦し、厚労省の大塚耕平副大臣と遣り合った。 仕分け人が出した判定は「安全性の確保」を前提にネット販売の可能性を検討すべきという“玉虫色”の内容。位置付けも、「閣議決定の参考」と実に曖昧だ。 「10時頃、横浜市金沢区の金沢木材埠頭」 限られた情報を頼りに不安ながらも現地に向かった。 横浜新都市交通の並木北駅から、海に向か...  「横浜で明日(3月19日)、OTC薬が仕分けられる」 編集長からこんな情報がもたらされた。しかし、おかしい。民主党政権の規制仕分けはとっくに終わっているはずだ。 OTC薬のインターネット販売規制は、対立軸が明確で国民にも身近なテーマだったことから、目玉に挙げられた。 3月7日、東京・五反田のTOCビル。緩和を求める内閣府、仕分け人側と、規制の必要性を主張する厚生労働省側が激しい応酬を繰り広げた。蓮舫行政刷新相が自ら参戦し、厚労省の大塚耕平副大臣と遣り合った。 仕分け人が出した判定は「安全性の確保」を前提にネット販売の可能性を検討すべきという“玉虫色”の内容。位置付けも、「閣議決定の参考」と実に曖昧だ。 「10時頃、横浜市金沢区の金沢木材埠頭」 限られた情報を頼りに不安ながらも現地に向かった。 横浜新都市交通の並木北駅から、海に向かって

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