医薬経済オンライン

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世界の医薬品業界

米国市場に将来はあるのか

第48回

医薬評論家 五條正也

2011年4月1日号

 米国で後発品の調剤割合がますます増加している。3大PBM(薬剤給付管理会社、最大手のメドコは10年の調剤数が9億5700万件)の公表数字では、09年の小売薬局の後発品割合が68.9〜69.6%で0.7ポイントの開きがあったが、10年には2社が72.7%、1社が72.8%で、ほとんど差がなくなった。これは年平均で、第4四半期だけで見れば74%近くに達している。大手3社の差がないということは、採用品目が減少して大体似ているものが多く、後発品を使わなければ患者の自己負担が割高になるので、後発品を選択する人が増えたということだ。  米国で後発品の調剤割合がますます増加している。3大PBM(薬剤給付管理会社、最大手のメドコは10年の調剤数が9億5700万件)の公表数字では、09年の小売薬局の後発品割合が68.9〜69.6%で0.7ポイントの開きがあったが、10年には2社が72.7%、1社が72.8%で、ほとんど差がなくなった。これは年平均で、第4四半期だけで見れば74%近くに達している。大手3社の差がないということは、採用品目が減少して大体似ているものが多く、後発品を使わなければ患者の自己負担が割高になるので、後発品を選択する人が増えたということだ。

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