医薬経済オンライン

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この国につけるクスリ 社会保障よもやま話

復興費用をどう賄うか

東京福祉大学・大学院教授 喜多村悦史

2011年4月1日号

 東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げ、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に謹んで深くお悔やみ申し上げます。 この日、「3・11」を銘記し、後世代に語り継ぐことのできるよう、日本全体の再起に向けて最善を尽くさなければならない。 私事で恐縮だが、ボクの住むマンションでも建物相互の接合が全部壊れ、外廊下床に40センチの空間ができるなど、かなりの被害が出ている。理事会メンバーらで応急対策はしたが、今後の本格補修費の捻出を巡っては、予備費内で賄い、修繕積立金に極力手をつけずに済むよう工事会社などと厳しく検討・折衝していくことになる。 コミュニティの基本は、自分たちでできることは自力で何とかする、ということ。そして、何事につけても「備えあれば憂いなし」。非常時に対応できる資金を持っていてこそ、本当に価値のあるマンションだと思う。 翻って、...  東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げ、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に謹んで深くお悔やみ申し上げます。 この日、「3・11」を銘記し、後世代に語り継ぐことのできるよう、日本全体の再起に向けて最善を尽くさなければならない。 私事で恐縮だが、ボクの住むマンションでも建物相互の接合が全部壊れ、外廊下床に40センチの空間ができるなど、かなりの被害が出ている。理事会メンバーらで応急対策はしたが、今後の本格補修費の捻出を巡っては、予備費内で賄い、修繕積立金に極力手をつけずに済むよう工事会社などと厳しく検討・折衝していくことになる。 コミュニティの基本は、自分たちでできることは自力で何とかする、ということ。そして、何事につけても「備えあれば憂いなし」。非常時に対応できる資金を持っていてこそ、本当に価値のあるマンションだと思う。 翻って、国

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