霞が関人物録
主要ポストに仙台一高出身者
24 宮城県
2011年4月1日号
東日本大震災に見舞われた宮城県。大津波で多数の死傷者、行方不明者を出し、救助活動が続けられている。復旧に向けた取り組みは、これからだ。 宮城県では、県立仙台一高と仙台二高が進学実績を競っている。両校の硬式野球部の定期戦は、応援合戦が繰り広げられるというライバルだ。今回の震災で学校施設は校舎などに大きな被害を受けたが、幸いにも教職員と生徒に犠牲者は出なかったという。 進学実績はもともと一高が上だったが、学区制が導入されて二高が新興住宅街の北学区、一高が平野部の南学区となったことから、最近では二高の進学実績が逆転している。しかし、霞が関の官僚には一高の出身者が多い。 その筆頭は、法務省官房長などを歴任した最高検察庁刑事部長の池上政幸氏(東北大法75年司法修習生、写真)だろう。法務官僚としてもらつ腕を振るった。仙台一高の前身は旧制仙台一中。一...
東日本大震災に見舞われた宮城県。大津波で多数の死傷者、行方不明者を出し、救助活動が続けられている。復旧に向けた取り組みは、これからだ。 宮城県では、県立仙台一高と仙台二高が進学実績を競っている。両校の硬式野球部の定期戦は、応援合戦が繰り広げられるというライバルだ。今回の震災で学校施設は校舎などに大きな被害を受けたが、幸いにも教職員と生徒に犠牲者は出なかったという。 進学実績はもともと一高が上だったが、学区制が導入されて二高が新興住宅街の北学区、一高が平野部の南学区となったことから、最近では二高の進学実績が逆転している。しかし、霞が関の官僚には一高の出身者が多い。 その筆頭は、法務省官房長などを歴任した最高検察庁刑事部長の池上政幸氏(東北大法75年司法修習生、写真)だろう。法務官僚としてもらつ腕を振るった。仙台一高の前身は旧制仙台一中。一中の
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