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OBSERVER

三谷 宏幸・ノバルティス ファーマ代表取締役社長/ノバルティスHDジャパン代表取締役社長

(株)薬新 井高恭彦

2011年3月15日号

海外本社の「イエスマン」ではダメ ——外資系製薬企業の日本法人社長はどうあるべきでしょうか。 三谷 世界市場に占める日本の割合は、今10%程度。昔より減っているとはいえ、大きい。当然、中途半端なリーダーは許されない。責任は重い。社長を日本人にするかどうか。会社によって主義が違う。大きく言えば、日本だから日本人に、というところと、本社リーダーの登竜門とするところがある。 確かに日本市場には特殊な面もある。しかし、実は70〜80%は米国、欧州と同じ。違うのは、個別の価格決定ルールとか、卸の役割とか、20〜30%。そこをどう扱っていくかが重要になる。 ——日本人社長、外国人社長に違いはありますか。 三谷 日本社長も外国人社長もいろんなタイプがあるから一概に言えない。ただ、本社リーダーへの登竜門と考え、日本で早く功を成して帰ろうとするタイプは、せいぜい2&#1231... 海外本社の「イエスマン」ではダメ ——外資系製薬企業の日本法人社長はどうあるべきでしょうか。 三谷 世界市場に占める日本の割合は、今10%程度。昔より減っているとはいえ、大きい。当然、中途半端なリーダーは許されない。責任は重い。社長を日本人にするかどうか。会社によって主義が違う。大きく言えば、日本だから日本人に、というところと、本社リーダーの登竜門とするところがある。 確かに日本市場には特殊な面もある。しかし、実は70〜80%は米国、欧州と同じ。違うのは、個別の価格決定ルールとか、卸の役割とか、20〜30%。そこをどう扱っていくかが重要になる。 ——日本人社長、外国人社長に違いはありますか。 三谷 日本社長も外国人社長もいろんなタイプがあるから一概に言えない。ただ、本社リーダーへの登竜門と考え、日本で早く功を成して帰ろうとするタイプは、せいぜい2〜3

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