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論点

研究開発効率化に努めるべき準大手4社

模索すべき新たなビジネスモデル2

2011年3月1日号

 前回は、国内製薬大手4社(武田薬品、アステラス製薬、第一三共、エーザイ)の研究開発の効率性について考えたが、今回も同じアプローチで、準大手4社(塩野義製薬・田辺三菱製薬・大日本住友製薬・協和発酵キリン)で研究開発投資の効率性を考えてみたい。  表は、準大手4社の、ステージアップした化合物数を一覧にまとめたものである。各社の開示状況を踏まえ、第Ⅱ相入りからカウントした(開発中断プロジェクト数は会社の開示ベースに合わせ、第Ⅰ相も含んでいる)。  塩野義製薬を除いた3社は、合併を行った関係でデータの継続性を重視したため、調査の対象期間にバラつきがある。また、塩野義製薬が買収した米サイエル、協和発酵キリンが買収する英プロストラカンについては、ステージアップした化合物には含んでいない。  「自社」と定義したものに...  前回は、国内製薬大手4社(武田薬品、アステラス製薬、第一三共、エーザイ)の研究開発の効率性について考えたが、今回も同じアプローチで、準大手4社(塩野義製薬・田辺三菱製薬・大日本住友製薬・協和発酵キリン)で研究開発投資の効率性を考えてみたい。  表は、準大手4社の、ステージアップした化合物数を一覧にまとめたものである。各社の開示状況を踏まえ、第Ⅱ相入りからカウントした(開発中断プロジェクト数は会社の開示ベースに合わせ、第Ⅰ相も含んでいる)。  塩野義製薬を除いた3社は、合併を行った関係でデータの継続性を重視したため、調査の対象期間にバラつきがある。また、塩野義製薬が買収した米サイエル、協和発酵キリンが買収する英プロストラカンについては、ステージアップした化合物には含んでいない。  「自社」と定義したものには

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