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医薬経済気象台

10〜12月期は5期ぶりのマイナス成長

2011年3月1日号

 内閣府は2月14日、昨年10〜12月期の実質GDPの1次速報値を発表した。予想されていたように、前期比で5期ぶりのマイナス成長となった。ただ、前期比でマイナス0.3%、年率で1.1%と、マイナス幅はエコノミストの事前予想のコンセンサスだった0.5%を下回る小幅なものだった。 同時に発表された7〜9月期の3次速報値が、昨年12月発表の2次速報値1.1%増から0.8%増に下方修正されていることを考えれば、GDP規模としては予想に近いものだったとみることができる。 寄与度を内外需別にみると、内需が0.2%のマイナス、外需が0.1%のマイナスだった。内需の足を引っ張ったのは、個人消費だった。内需を需要項目別の前期比増減率でみると、個人消費がマイナス0.7%、住宅投資がプラス3%、設備投資がプラス0.9%、政府消費がプラス0.2%、公共投資がマイナス5.8%だった。住宅投資の伸び...  内閣府は2月14日、昨年10〜12月期の実質GDPの1次速報値を発表した。予想されていたように、前期比で5期ぶりのマイナス成長となった。ただ、前期比でマイナス0.3%、年率で1.1%と、マイナス幅はエコノミストの事前予想のコンセンサスだった0.5%を下回る小幅なものだった。 同時に発表された7〜9月期の3次速報値が、昨年12月発表の2次速報値1.1%増から0.8%増に下方修正されていることを考えれば、GDP規模としては予想に近いものだったとみることができる。 寄与度を内外需別にみると、内需が0.2%のマイナス、外需が0.1%のマイナスだった。内需の足を引っ張ったのは、個人消費だった。内需を需要項目別の前期比増減率でみると、個人消費がマイナス0.7%、住宅投資がプラス3%、設備投資がプラス0.9%、政府消費がプラス0.2%、公共投資がマイナス5.8%だった。住宅投資の伸びは大

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